ファイルのバックアップは大事だけど
定期的にバックアップするのがめんどくさい
ほとんどの人がこう思っているはず
クラウドが全盛期の時代、
- Onedrive
- Google Drive
など有名なクライドストレージサービスも普及し、ローカルでバックアップする必要がない人も多いです
しかし、
無料で使える範囲はどのクラウドサービスも5GBがいいところ
カメラの向上によりファイルサイズが上昇を続ける現代では、
子供や旅行の写真や動画を保存するだけで数十GBなんてことも・・・
恐らくそんな人はPCにデータを保存すると思いますが、
そのバックアップしっかり取れていますか?
大切な家族の思い出は消えてしまったら取り返しのつかないことになります
時間のある時にバックアップをしましょう
この記事では筆者が使用している
「FreeFileSync」というソフトを紹介します
無料だけどかなり高機能で簡単にバックアップ(ミラーリング)やRAIDのような使い方をすることができます
この記事を読んでほしい人
簡単にミラーリングの設定をしたい人
バックアップを簡単にしたい人
FreeFileSyncはどんなソフト?
操作が直感的に行えるほど簡単に作られていて、
無料のソフトの中ではかなりクオリティが高いです
正直、昔から知っていたらよかったと思えるほどのソフトなので、魅力を紹介していきます
WindowsとMac対応
Windowsだけに対応はよく聞く仕様ですよね
Macでは使えないソフトはざらにあります
そんな中でも無料で両OSに対応しているのはかなり嬉しい仕様です
一部Windowsのみの機能があります
日本語対応で使いやすい
開発は海外で行われていますが、日本語に対応しており安心して利用できます
機能はいいのに英語表記でいまいち使い勝手が悪いソフトっていっぱいありますよね
FreeFileSyncは2つの記憶装置を用意する
今回紹介する「FreeFileSync」は2つの記憶媒体間でデータのコピーができます
1つはPCのHDDなど
もう1つは外付けHDDやNASなどの外部装置が必要になります
外付けHDDとして筆者が使用している物を紹介します
BUFFALO製 3TBHDD
大容量ながら破格の料金なのでコスパが非常にいいです
購入してから何年も経ちますが壊れることなく稼働しています
最近はHDDよりSSDの方がおすすめです
書き込み速度もけた違いなので、これから購入する方はSSDをご検討ください!
コスパのいい製品をいくつか紹介します
SanDisk 1TBSSD 保証が3年も付いている優れものです
ウエスタンデジタル 1TBSSD こちらも保証が3年付いている優れものです
FreeFileSyncのインストールと設定
まずは本家のサイトからダウンロードします
他のダウンロードサイトだど余計なソフトやアドウェアがインストールされたりするので注意
英語表記ですがダウンロードだけなので簡単です
ページの真ん中付近にあるリンクからお使いのOS用のソフトをダウンロードしてください
FreeFileSyncのインストールと寄付
ダウンロードが終わったらインストールしましょう
インストーラーを起動した後は特に難しい部分はないので
「次へ」や「確定」などで進みインストールを完了させます
途中に広告代わりの画像が表示されますが、気にせず進みましょう
セットアップが完了すると寄付のお願いの画面が表示されます
使用してみて気に入ったら寄付はあなたの裁量でしてあげると
制作者は喜び踊ると思います!
寄付すると、
無料版では使えない機能が使えるようになる寄付版が利用できるようになります
インストール時にセキュリティソフト等でエラーになる場合は
一時的に無効にするか
インストーラーを許可してあげましょう
Mac版はzipファイルになっており、
解凍すると中にappファイルが入っています
これをフォルダごとアプリケーションフォルダなど好きな場所に保存して使用できます
初回起動時に「開発元が未確認のため開けません。」と表示される場合は
個別に許可を与える必要があります
FreeFileSyncの設定
アプリを立ち上げるとこんな画面になります
直感的に分かりやすく作成されているので何となく分かると思います
①左上の新規をクリック
②コピー元のフォルダを指定
複数フォルダを指定留守場合は「+」を押して追加
③コピー先のフォルダを指定
④上にある歯車マークで設定
⑤同期処理で初回の同期をする
以上になります
コピー先のフォルダはOSにマウントされるタイプのクラウドソフトであれば選択可能
例えば
- OneDrive
- GoogleDrive
- DropBox
などあります
ただし、今回はクラウドではなくローカルのバックアップメインで話しています
設定(④の歯車マーク内)はこれから説明します
比較設定
方法は「ファイル時刻とサイズ」のままで大丈夫です
「symリンクを含める」とはシンボリックリンク先をフォローするという意味です
使用している人がいたらチェックしましょう
同期設定
ここが重要です
今回はファイルのバックアップが目的なので「ミラー」を指定します
「ファイルの削除」は設定しましょう
ミラー設定では時刻とサイズを見てファイルの書き込みを行うため、内容を同じに保つためファイルの削除が行われます
誤ってファイルが削除されてもいいように削除されたファイルの格納場所を設定しましょう
特に管理しない人はゴミ箱で大丈夫です
ここまで設定が完了したら設定の保存を忘れずに行い、初同期を実行します
ちなみに筆者は初同期、
SSD⇒HDDの組み合わせで
約800GBで約5時間かかりました
バックアップ処理を半自動化する方法
FreeFileSyncはアプリを起動して同期をおこないます
でも、毎回アプリを実行して同期するのタイへじゃないですか?
そこでバッチファイルを簡単に作成できるようになっています
手順は簡単で設定の一番右にある「一括ジョブ」をクリックします
同期画面が出ると邪魔なので
「最小化で起動」と「自動的に閉じる」をチェックしましょう
その他はそのままで「別名保存」をクリック
バッチファイルの保存先を聞いてくるので分かりやすいところに保存しましょう
筆者はデスクトップに置きましt
後は作成したバッチファイルを起動するだけで今回設定した内容を自動で行ってくれます
かなり楽になります!
完全オート設定もWindowsの標準機能でできます
タイムスケジューラを設定して先程作成したバッチファイルを指定するだけです
まとめ
この記事では
PCのバックアップに一役買ってくれる便利ソフト「FreeFileSync」について紹介しました
使用するにはPCとは別にHDDかSSDを用意する必要があります
(OSにマウントされるクラウドソフトにも設定可能)